波田野 直彦(はたの なおひこ)
日本における西洋音楽史を語るには欠かせない日本初の洋楽楽団「ハタノ・オーケストラ」主宰、故波多野鑅次郎を祖父に持ち、そのDNAを受け継ぐ。
玉川学園高等部、東京音楽大学卒業。トランペットを山本武雄、北村源三、細田忠義に、作編曲を池辺晋一郎、小泉猛、指揮法を今村能の各氏に師事。玉川学園在学中に全日本吹奏楽コンクールにて3年連続金賞受賞。音大在学中よりプロの現場で演奏家として研鑽を積んだ後に作編曲家に転身する。その作品群は独特の世界観を放ち、国内外で高い評価を得ている。特に中華圏では絶大な人気を博し人気ランキング日本人ベスト3に入る。
2011年「世界吹奏楽大会in台湾(WASBE)」の開会式テーマ曲、2012年ロンドン五輪公式応援ソング、2018年平昌五輪公式応援ソングの編曲を担当。現在、ポップスウインドオーケストラ“THE WINDWAVE”の指揮者・音楽監督としての演奏活動をはじめ、編曲家として東京佼成ウインドオーケストラ、シエナウインドオーケストラ、東京吹奏楽団、航空自衛隊中央音楽隊、アメリカ空軍太平洋音楽隊等と共演。
台湾、ロシア、TUVA共和国、モンゴル、中華人民共和国における音楽祭に招聘され作品提供、コンクール審査員、マスタークラス講師、客演指揮者を担当。
玉川学園非常勤講師・同吹奏楽部顧問、玉川大学吹奏楽団顧問。全日本ポップス&ジャズバンドグランプリ大会審査委員長。日本吹奏楽指導者協会員。
「主な作品」
- ラプソディ・イン・ブルー
- Ode to Joy(ベートーヴェン交響曲第9番第Ⅳ楽章)
- Another Symphony(ベートーヴェン交響曲第5番第Ⅰ楽章)
- Nutcracker(チャイコフスキー バレエ音楽「くるみ割り人形」)
- パガニーニ・ヴァリエーション
- カリオストロの城(ルパン三世)
- 君の名はメドレー
- 天気の子メドレー
- 鬼滅の刃
安田 遼太(やすだ りょうた)
神奈川県出身。幼少の頃からピアノ、エレクトーンを始め、中学校の吹奏楽部でトランペットに出会う。その後、湘南ユースオーケストラに所属し、元 NHK 交響楽団バイオリン奏者の前澤均氏の指導の下、オーケストラや音楽の素晴らしさを体感し、音楽家としての道を志す。
2006 年東京音楽大学入学。在学中から大学内外でソロ、吹奏楽、オーケストラなどの演奏活動を行う他、指導者としての活動を始める。2010 年東京音楽大学卒業。同年、大学内の卒業演奏会に出演。その他にも母校の神奈川県立逗子高等学校吹奏楽部の定期演奏会でソリストとして共演した。
小林研一郎氏によるコバケンとその仲間たちオーケストラに所属し、「障がいのある人も、ない人も同じ空間と時間を共有し、同じ喜びを享受して、共生(inclusion)する社会を実現するための一助になること」という趣旨に共感し、日本各地をまわり知的発達障がいのある方々を招いて生の演奏を聴いていただくためのボランティアコンサートに参加。その他にも東日本大震災の復興支援コンサートにも数多く参加している。
これまでにトランペットを神代修、高橋敦、津堅直弘、栃本浩規、ヒロ野口の各氏に師事。現在フリーのトランペット奏者として活躍する他、吹奏楽指導者として関東、福島を中心に多くのバンドに携わっている。
平塚学園高等学校吹奏楽部非常勤講師、福島県立安達高等学校吹奏楽部客演指揮者、ブリリアント楽器講師、コバケンとその仲間たちオーケストラ首席トランペット奏者。